1998年12月13日 水沢競馬場


第12回東北サラブレッド3歳チャンピオン


最後方から圧勝   上山勢、初勝利ならず   父はアルカング   クローズアップ−長谷川太行
父はアルカング

 勝ったハイテンションパルの父は、ブリーダーズカップ・クラシックを勝ったアルカング。中央ではあまり産駒の活躍を聞かないので、今年産駒がデビューしてたのかと、あらためて思ったほど。

 11月29日現在、3歳馬のリーディングサイアーランキングでは、中央では7頭デビューして1勝のみ、80位。
 対して地方では、28頭デビューして、そのうち12頭で17勝もしてるんだね。こっちは5位で、新種牡馬ではウイニングチケットを上回って、なんと1位。

 けっこう期待されての輸入だったはずなのに、ナスルエルアラブだとかラシアンボンドみたいに、地方でしか活躍馬が出ないんじゃないんだろうかと、ちょっとだけ心配になる。ま、わたしが心配したところでどうなる問題でもないが。
 ってなことを、たまたま翌日居合わせた某生産者に話してみると、
 「ミルジョージと同じで、中村畜産が輸入したからね。ミルジョージも最初は(活躍馬が出たのが)地方からだったでしょ。だから、同じような感じなんじゃないの」
 なるほど、勉強になります。


    次のページ→

カクチ探偵トップページへ