1998年12月13日 水沢競馬場


第12回東北サラブレッド3歳チャンピオン


最後方から圧勝   上山勢、初勝利ならず   父はアルカング   クローズアップ−長谷川太行
上山勢、初勝利ならず

 一昨年のスーパーマクレガー、去年のマルハチラグビーと、ともに期待されながら2着だった上山勢。で、今年はもっと期待されたウエノマルマドンナ(写真→)だったけど、残念ながら3着。
 エーデルワイス賞のときもちゃんと見てるハズなのだけれど、こんなに華奢だったかと思えるほどの馬体。牝馬なんだからといえばそれまでだが。ハイテンションパルのがっちりした馬体とは、比べるとちょっとかわいそうな感じ。馬体重はウエノマル479キロ、ハイテンション480キロと、まったく同じなんだけれども。まあ、エーデルワイス賞はぜんぶ牝馬だったから目立たなかっただけかも。

 そのエーデルワイス賞のときは、出遅れて、さらにコーナーをスムーズに回れず、ちぐはぐなレースで5着。「ちゃんとレースができれば2着はあったはず」と、ものすごく悔しそうな千場俊彦だった。
 今回は「今日はスタートも気をつけて、うまくいったんですがね。直線でも伸びているんですけどね、いやぁ、勝った馬が強かったですよ」(千場)。
 今回は力を出し切って納得のレースができたもよう。


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