1998年12月5〜6日 中津競馬


第2回卑弥呼杯


中津競馬   今年の卑弥呼杯   [北]馬   第1戦   第2戦   第3戦   第4戦   苦悩はつづく…
苦悩はつづく…

 表彰式も盛り上がった。
 表面上は盛り上がったものの、馬券の売上げや、入場人員の増加にはそれほど結び付かなかったようで、手放しでは喜べない状況であることに変わりはない。
 観音寺ふるさとダービーとぶつかったのも一因。九州は競輪とボートの天下だから、たくさんの人が競輪の場外に流れてしまってただろうし。
 博多から特急で1時間20分は、やっぱり遠い。地方競馬が好きでも、特急で20分の佐賀競馬場に行ってしまうというのが普通の人。よほど中津に何かを求める人でなければ、わざわざ来ないでしょ。ましてや小倉ではJRAの馬券が買えるわけだし。中津市、および近隣のギャンブルおやじだけが相手では、やはり厳しい。

 たとえば中央から牧原由貴子なんかを呼んじゃえば、お客さんは確実に倍増。だけれども、そのぶん売上げが増えるというわけでもない。それに諸々の事情で(ほんとにあるのかどうかは定かではないが)中央から女性騎手を呼ぶのも難しいだろうし。

 ケーブルテレビでの中継や、来年もおそらくやるであろう卑弥呼杯、それから「グループ馬主制度」の効果がでることを期待したい。

 でもやっぱり景気回復が一番か。


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