今年の卑弥呼杯 5年ほど前まで地方競馬全国協会の主導で、「インターナショナル・クイーンジョッキー・シリーズ」というのをやっていた。世界の女性騎手を呼んで、3つくらいの地方競馬をまわって、ポイントで優勝を争うという、とっても画期的なレースだった。が、予算の都合で惜しまれながら中止。 規模は小さいけれども、地方競馬の女性ジョッキーだけを招待してはじめたのが卑弥呼杯なのである。 日本の、しかも地方競馬の女性騎手だけだけど、こんな企画を中津競馬がやってしまうところが、なんとも思い切りがよくてエライ。 第1回の昨年は、とりあえず実績と関係なく、西側の近い方から順番に女性騎手を招待していた。が、今年はちゃんと実績も加味して、いちばん遠い北海道からも招待したところを評価したい。 2日間にそれぞれ2レースずつのポイント制。要するに中央でやってるワールドスーパージョッキーズシリーズと同じようなルールだ。 そのスーパージョッキーズと、今年はまったく日程が重なった。わたしとしては当然、阪神のほうにとってもとっても行きたかったけど、せっかく第1回から見てるんだからと思って、今年も中津に来てしまった。 出場メンバーは上段左から、地元の小田部雪、宮下瞳(名古屋)、戸川理彩(川崎)、佐々木明美(北海道)、米田真由美(高崎)。下段左から、遠藤五月(高知)、大場徳子(福山)、宮岸由香(金沢)、中島広美(笠松、前回優勝)。 |