第44回東京大賞典プレビュー


出走馬の選定について…   菅原勲騎手インタビュー   石崎隆之騎手インタビュー
石崎隆之騎手インタビュー
12月16日、船橋競馬場にて

 南部杯は、結果的に少し馬が重かったのかなって気はしましたよね。輸送とかいろいろ考えてやったんだけども、ほんの少し調教が軽くて、そのぶんイレこんだんじゃないかなと思います。
 環境が変わると、ちょっとイレこむところもあるんですけど、それほど折り合いが付かないというほどではないです。わりと言うことを聞いてくれるからね。
 まあ、自分の乗り方でも、ちょっと強気にタイキをマークしちゃったから。メイセイは、川崎記念とか帝王賞で完全に負かしてるから、それほど恐くなかったんですよね。
 メイセイは、たしかにあれだけの時計で走ってるんだから、だんだん力もつけてきて、誉めてやるべきだなと思います。雨降って、脚抜きのいい馬場になったからとはいえ、時計は立派だからね。

 大井の2000なら、まあだいじょぶでしょう。メイセイは前に行く馬だし、短い距離なら展開とかペースによっては後手に回ることもあるかもしれないけれど、まあ2000ならどんな展開でもだいじょぶでしょう。よっぽどのアクシデントでもない限り。
 あとは追いきりさえちゃんと動いてくれて、完調に仕上がればね。
 明けて8歳ですが、今のところ衰えはまったくないです。今もすごく元気いいし。

 来年のことを言うと、やっぱりポーロが無事で、順調に走ってくれればと、ただそれだけですよ。
 もうここまで勝って、稼いでくれた馬だから、ただ無事に走ってくれればいいですよね。勝ったとか負けたとかっていうのは、それからです。それで最後は無事に種牡馬になってくれればと思います。

 ドバイについては、今年も話が持ち上がったし、東京大賞典の勝ち方とか、そのあとのレースでいい勝負ができればですが、行ってみたいなとは思いますよね。
 まあ、夢かもしれないし、世界を相手にするんだから、勝つとか負けるとか、でかいことは言えないかもしれないけれど、調子がよければ、やっぱり行ってみたいなと、私自身はそういう気はしてます。調教師さんも、厩務員さんも夢には持ってるんじゃないかと思いますよ。

※注意:ドバイについては、あくまでも騎手個人としての思いをうかがったもので、陣営の総意ではありません。オーナー、調教師にもそれぞれの考えがあることと思います。この発言をもって、「ドバイに行く」とご判断されないようお願いします。


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