楠賞
ようやく楠賞を見ることができた。見たいと思いはじめてからもう何年たつかな。ここ数年は交流レースになったかしわ記念と同日だったから、どうしてもかしわ記念のほうに行ってたし。
この6月からは兵庫でもサラブレッドのレースがはじまって、11月にはいきなり3歳のグレードレース。となると、どうしても注目がサラブレッドのほうにいって、楠賞が園田でいちばん大きなレースとして注目されるのもこれが最後だろうと。そんなわけで今年はかしわ記念に行かないで、ほとんど無理矢理こっちに来た。
それにしても、全国的にアラブが縮小してるというのに、今回は岩手、栃木、高崎、笠松、名古屋、福山と、いろんなとこから集まった。ここ数年では珍しいんでないか?
そのほかに、益田のニホンカイプリウスも出走を表明していて、実は名古屋のブラウンダンディが落とされる予定だったのに、そのブラウンダンディがトライアルの若葉賞で3着に入っちゃったため、しかたなくプリウスのほうが除外されたらしい。残念。
当然のように菊水賞を圧勝したワシュウジョージが断然の人気。
ナカトップアスワンが逃げて、ミスターオリビエは相変わらず掛かりぎみに2番手。長距離のスローペースは合わないのではないか。
ずっと3〜4番手の好位につけていたホマレスターライツが3コーナー手前で仕掛け、直線でミスターオリビエを振り切った。ワシュウジョージも直線で差を詰めたものの、1馬身差でホマレスターライツが粘り切った。
1 | ホマレスターライツ(宇都宮) | 鈴木正 | 2.41.9 | 4人気 |
2 | ワシュウジョージ(兵庫) | 小牧太 | 1 | 1 |
3 | ミスターオリビエ(兵庫) | 岩田康誠 | 3 | 2 |
4 | ツキノフレンド(兵庫) | 平松徳彦 | 5 | 9 |
5 | ドミネーター(福山) | 嬉勝則 | 4 | 8 |
6 | ナカトップアスワン(兵庫) | 谷川真生 | 3/4 | 6 |
7 | スマノタイテイ(兵庫) | 松浦政宏 | 4 | 5 |
8 | モデル(盛岡) | 菅原勲 | ハナ | 10 |
9 | タカラフレンド(笠松) | 安藤光彰 | クビ | 3 |
10 | カズタカショウグン(高崎) | 横山克彦 | 1 | 11 |
11 | ピカイチ(兵庫) | 米田幸治 | 7 | 7 |
12 | ブラウンダンディ(名古屋) | 安部幸夫 | 4 | 12 |
単 1,280 | 複 160、110、150 | 枠複 500 | 馬複 830 |
ワシュウジョージは、3コーナーでちょっと前と離されたから、負けたのは展開かとも思ったけれども…
「いやいや、勝った馬が強かったわ」(曾和師)
ホマレスターライツはこれで15連勝。
「アラブの本場ですからね、わたしらの手におえないかと思ってたんですけどね、おかげさまで折り合いはつけたもんですから。4コーナーまわって、勝ったなと思ったら3番が来たから、あっ、やられるかなと思ったけど、振り切ってくれましたね。地元を使って、9月の水沢の北日本アラブ優駿を目標に」(中村憲和師)
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