1999年2月17日 船橋競馬場
サラ4歳 ダート1600m


第43回ブルーバードカップ


順当にシンセイライデン   道営からの移籍組についての考察
道営からの移籍組についての考察

 北海道で3歳シーズンを終えて、南関東のクラシックを狙って移籍してくる馬は、なぜか道営でタイトルをとれなかったほうが活躍してる。
 たとえば、コンサートボーイとサプライズパワー。
 コンサートボーイはジュニアカップ4着に北海道3歳優駿2着だし、サプライズパワーは北海道3歳優駿3着だった。で、シンセイライデンは栄冠賞2着に、北海道3歳優駿は6着だけれども地元馬だけなら3着。

 逆に北海道で重賞を勝って、南関東であんまり活躍できなかったのは、ジュニアカップを勝ってたヒノデチヨノオー。コンサートボーイと同じ年で、南関東での活躍は全日本3歳優駿2着だけだった。そのあと北海道に帰って王冠賞に勝ったけど。

 ってなことで、シンセイライデンがコンサートボーイで、オリオンザサンクスはヒノデチヨノオーになるって気がしないでもない。ま、オリオンザサンクスは京浜盃で重賞を勝っちゃったけど。

 ただし、シンセイライデンにはけっこう不安な材料がないではない。
 コンサートボーイが、3歳時から500キロ近くあったのに対して、シンセイライデンはこの日430キロ。見た目にもちょっと華奢だし、ダートでガンガン活躍できるという感じでもない。
 しかも、早熟のマイラーの仔が多いので定評のあるワカオライデンだしね。

 今年の道営4歳馬としては、この2頭にエフテービルサド、カミワザを加えて、いろいろ考察してみるとさらにおもしろそうなんだけれども、残念ながらそんな暇はないので省略。


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