順当にシンセイライデン
ほんとに今年の南関東4歳戦線は低調だ。
道営から来たオリオンザサンクスが期待どおりに京浜盃を勝って、そのオリオンザサンクスと去年9月の栄冠賞でレコード決着のクビ差のレースをしてるシンセイライデンが、南関東初出走にもかかわらず、えらい人気になった。前走の北海道3歳優駿は6着に負けて、しかも地元馬だけで見ても2頭に先着されてるのに。
船橋に来たシンセイライデン(→写真)は、川島正行厩舎で石崎隆之騎手という超エリート待遇。
まずまずのスタートから先頭にたち、1コーナー、2コーナーとまわるうちに、後続との差をじわじわと広げ、3コーナーを回るころには6〜7馬身の差。
4コーナーで後続を少し引き付けておいて、直線ではまた突き放した。4馬身差の完勝。
オリオンザサンクスが、京浜盃で案外苦戦の勝利だったのとは対照的に、こっちは楽勝だった。ま、相手がちがうといえばそれまでだけど。
混戦の2着争いは、とくに見るべきところはなし。浦和ニューイヤーカップで2着だったグローリーキングが3着だったけれども、まあそんなレベルだ。
1 | シンセイライデン | 石崎隆之 | 1.42.7 | 1人気 |
2 | カサイグローリア | 秋田実 | 4 | 2 |
3 | グローリーキング | 柿本政男 | 1 | 5 |
4 | カネショウホマレ | 鈴木淳 | クビ | 10 |
5 | ノムラスーパーオー | 白田日出夫 | 1/2 | 7 |
6 | シンショウフジ | 田邊陽一 | アタマ | 6 |
7 | ネイルザナゲット | 張田京 | 3 | 3 |
8 | トダノスイジン | 佐藤隆 | 1 1/2 | 4 |
9 | トワノイチハラ | 佐藤祐樹 | アタマ | 12 |
10 | ノムラセイランオー | 桑島孝春 | 3 | 8 |
11 | フロントフォンテン | 左海誠二 | 3 | 9 |
12 | グッドセイリング | 田部和廣 | 3 | 11 |
単 140 | 複 100、140、200 | 枠複 420 | 馬複 450 | 枠単 560 | 馬単 540 |
「次は、まっすぐ大井のG1」(川島師)
来年度は、7月に新設の4歳交流GIができたり、黒潮盃が夏になったり、いろいろ変わってるから「大井のG1」とかいきなり言われても、なんのレースだか一瞬わからなかったよ。もちろん羽田盃なんだけどね。
おそらく内部ではもう決まってるんだろうけど、4月以降の予定が発表されてないから、羽田盃が4月のいつなんだかまだわからん。
このままほかに有力馬が出てこなければ、羽田盃は道営からの転入組が人気になるんだろうか。
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