アローセプテンバーだよ
寝坊した。
朝6時40分頃家に帰って(もちろん仕事)、10時半くらいに起きようと思ってたのに、結局昼まで寝てしまった。
ちょっといろいろな人にいろいろなことを聞こうと思って、早めに競馬場に行こうと思ってたのに、結局着いたのは、いつもとあんまりかわらないメインレースの1時間ほど前。
メインの2つ前のレースで、上山の前野幸一が乗ってる人気薄が勝って、単勝6千円台、馬連単は10万円台になった。
報知グランプリカップは、サプライズパワーとアローセプテンバーの完全な一騎討ちムード。わずかにサプライズが上回ったのは、騎手の差か。
パドック。サプライズパワーの541キロの立派な馬体がひときわ目立つ。でも、はじめての540キロ台は、ちょっと重過ぎやしないかい。
レースは、アローセプテンバーが楽に先頭。武豊ナリタキングオーが積極的に3番手で、そのすぐうしろがサプライズパワー。さらにそのすぐうしろに、イシゲヒカリとキタサンシーズン。
3コーナー手前。ビジョンのカメラが馬群を一旦うしろまで映して、もう一度前に戻ったときは、アローセプテンバーが後続を一気に突き放していた。直線は独走。左海誠二はビジョンを見てうしろとの差を確かめる余裕で、3馬身差の楽勝。重賞3連勝でガッツポーズも板についた。
重馬場とはいえ、レコードまで0.2秒差は優秀。
2着争いはサプライズパワーとキタサンシーズンが、4コーナー手前から馬体を併せて後続を置き去りにし、直線びっしり叩き合った。差しつ差されつで…といっても、お酌をしてたわけではない…結局ゴール板ではキタサンシーズンがアタマだけ出ていた。
1 | アローセプテンバー | 左海誠二 | 1.49.0 | 2人気 |
2 | キタサンシーズン | 佐藤隆 | 3 | 3 |
3 | サプライズパワー | 石崎隆之 | アタマ | 1 |
4 | プレミアムプリンス | 桑島孝春 | 3 | 6 |
5 | イシゲヒカリ | 秋田実 | 1/2 | 7 |
6 | ドラゴンジェイ | 張田京 | 1/2 | 8 |
7 | タヤスウイング | 柿本政男 | 3 | 4 |
8 | カネショウゴールド | 一ノ瀬亨 | 3 | 11 |
9 | ムテキボーイ | 前野幸一 | 3 | 13 |
10 | ハブトオー | 佐藤祐樹 | 1 | 9 |
11 | ゲイリーゴールド | 早田秀治 | 1 1/2 | 10 |
12 | ベストンスイング | 野崎武司 | 3/4 | 12 |
13 | ナリタキングオー | 武豊 | 7 | 5 |
単 230 | 複 100、180、100 | 枠複 980 | 馬複 900 | 枠単 1,350 | 馬単 1,250 |
アローセプテンバーは、浦和のゴールドカップでいきなり強くなったけど、それからは一戦一戦どんどん力をつけてる感じ。
「胸を借りるつもりで臨んだけど、思ったより楽でした。3コーナーあたりで勝てると思いました。先々はもっと強くなると思うので、楽しみです」(左海)
「先に行く馬がいなくて、自分のペースで行けたからね。次は(大井の)金盃を予定。使うごとに強くなってるので楽しみにしている」(北川師)
キタサンシーズンは、下級条件で連勝してるころは注目されてたけど、はじめての重賞、7月の報知オールスターカップではじめての着外。休養明けの特別も着外だったから、これが壁だったか。と、思わせておきながら、年末の埼玉新聞杯を勝った。
相手が弱かったけど、じつはキタサンシーズンが強くなってたんじゃないのか?
サアプライズパワーは、大きなタイトルをとってて、その上石崎なだけに、だいたいが人気先行。
「時計が速かったのもあるけど、気持ち重たかったのかも。3番手くらいにつけてくれっていわれたんだけど、ぜんぜん行けないんだもの」(石崎)
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