1999年1月13日 浦和競馬場
サラ4歳 ダート1600m


第42回ニューイヤーカップ


寒さに耐える冬の浦和競馬   アスキットマジック…ですか   口内出血
アスキットマジック…ですか

 デビューから敵なしの3連勝で東京3歳優駿牝馬を勝ったテーケーレディーは、あのロジータの妹。暮れの全日本3歳優駿GIIは使わず、ここは予定どおり。
 ロジータもこのニューイヤーカップを勝ったから……、なんて、今回はテーケーレディーだけのためのレースみたいに盛り上がったりなんかして。

 首を上げて掛かりながらも楽に先頭にたって、そのまま4コーナー。ああ、このまま楽に抜けるのか……と思ったところ、後ろからの馬群に飲まれた。レースとしては、同じようにきっと負けないだろうと思って見てたビワハヤヒデの天皇賞・秋みたいな感じ。
 ま、テーケーレディーは脚をヤッたわけではないけれども。
 ……と、思ったらやっぱり骨折してたってか。ふぅ。

 で、例年にも増してレベルの低い平和賞を勝っていたアスキットマジック(写真)が勝った。
 道中はうしろから2番手。向正面半ばで仕掛け、4コーナーでもまだ6番手。直線大外からまとめて差しきった。

1アスキットマジック桑島孝春1.43.43人気
2グローリーキング柿本政男1/27
3グローバルドン石崎隆之3/42
4ネイルザナゲット張田京1/25
5テーケーレディー森下博3/41
6マスコットテイオー野口睦三4
7コウノゴールド津久井誠クビ6
8センネンシェーバー野口正宏10
9クロスサンダー松井達也1 1/29
10カツハル秋田実8
 エフテースキップ本間光雄取消

単 680複 200、620、170枠複 1,530馬複 12,000

 「(後ろから行ったのは)前に行ける馬じゃないからね。3コーナーあたりで勝てるかなと思った。最後はちょっと一杯になって、後ろからくる馬にやられそうになったけど、なんとか、ね」(桑島)

 ほとんどレースには関係なく、離れたしんがりを追走して、そのまま離れたしんがりでゴールしたカツハルは、馬主が田中勝春騎手の父(生産は別の牧場)。よっぽど期待してつけた馬名だったんだろうか。
 それにしても、父オークワース、母ユーワバーディー、母父クルセダーキャッスル、っていう血統は、なんだかよくわからん。


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