1999年6月8日 大井競馬場
サラ4歳牝馬 ダート1800m


第13回東京プリンセス賞


 今度こそ、今度こそと期待され続けたモミジホープは、やっぱり負けちゃったよ。それも10着という惨敗。
 3コーナーではなかなかの手ごたえで上がっていったから、これはイケるか、と見えたけど、直線は包まれまくり。
 「ちょっと揉まれちゃって。直線ではもうダメだったね」(金子正彦)
 もうダメだったっていうか、内に包まれて出て行くところがなかったという感じ。う〜む、もうちょっと、なんとかならなかったものか……。

 で、2番人気のデアヴィクティーが順当に勝った。桜花賞でもモミジホープに先着の2着だから当然といえば当然だけれども、前走は関東オークスでなく東京王冠賞だった。
 オペラハットから0.6秒差の6着と牝馬としては善戦で、牡馬に揉まれれば、さすがにこのメンバーでは力が違った。楽々と2馬身差の逃げ切り。
 「前残りの競馬で、最後までもってくれればと思った。後ろから来る馬は気にしてなかった」(張田京)
 (しかし、写真には馬がほとんど写ってませんな(苦))

 2着争いから完璧に抜け出したウエノマルマドンナが久々に見せ場を作った。


カクチ探偵トップページへ