ワンダールナ よく危ないと思うことがある浦和の1600メートルだけれども、スタート直後の4コーナーで落ちた。 佐藤正人スーパールーブルがコーナーを回りきれず外に膨れ、トップアローがそれにつっかかって鈴木啓之が飛び降りるように落ちた。レース後ワゴン車で戻ってきた鈴木啓之は口を痛そうに押さえていたけれども、それほど大事には至らず。佐藤正人は失格。 浦和でレースを見る機会は、大井とかに比べると圧倒的に少ないのだけれども、なんか落馬とかレース中の故障はしょっちゅう見てる気がするなあ・・・。 ここのところ浦和の重賞でも浦和所属馬が1頭も出走せず、浦和所属の騎手すらほとんど乗っていないという、お寒い状況がしばしばだったのだけれども、さすがに今回は4頭出走してなんとか格好がついた。騎手も3人。
トライアルのユングフラウ賞は3着だったけれども、そのあとの4歳特別を勝っていたワンダールナ(写真)が、3番手の絶好位から直線で差しきった。馬も騎手も浦和所属。めでたい。
「折り合いはつくんだけど、まだ力をつけてないところがあるんですよね。3コーナーでも外にもたれていたし。カリカリしてるわりに追ってしぶいんですよ。3コーナーあたりから追いどおしでしたから。でも、よくがんばったんじゃないかな」(見沢譲治) 「いままでちょっと仕上がりに時間がかかったもんですからね。月一くらいのローテーションでやれればいいなと思ってたんですけど。ユングフラウ賞のときはちょっと外枠すぎたから、あれでやっぱりテンのスピードを使っちゃったから、末が甘くなったんじゃないかなと思うんですけど。ちょっと反応がまだしぶいところがあるみたいなんですよね。このあとは一応川崎のオークスへね。距離が伸びるのは心配ないと思いますよ」(鈴木勝師)
レース後しばらくして、ふと気がついたら高橋三郎調教師が隣にいたので、1番人気で案外だったエムジーパレスのことも…。 |