1999年2月11日 高崎競馬場
サラ4歳 ダート2000m
JRA皐月賞トライアル代表馬選定競走


青峰特別


京浜盃に行かなかったわけ   楽勝   ロイヤルブリッジとベラミロードと
楽勝

 青峰特別って、いつから2000メートルになったんだ? たしかハシノタイユウのときは1500メートルだったはず。本番の皐月賞が2000メートルだからって、同じ距離にしたのかもしれないけど、こっちはものすごく重いダートなんだから、1500メートルのままでも、って気がしないでもない。まあいいか。

 ロイヤルブリッジは、最初3番手から折り合いをつけて内の4番手でじっとがまん。2番人気の同厩舎コウエイサイレンス(コウエイカスケードの半弟)は出遅れてしんがり追走。最初2番手だったスーパーダグラスが1周目のスタンド前で先頭にたってレースをひっぱった。
 勝負どころの3コーナーで、ロイヤルブリッジは内に包まれたまま6番手まで位置どりを下げた。だめか?と思ったけど、ちょっと手綱を動かしただけでビュッと反応てくれた。4コーナー手前でうまく外にだして、直線入口でちょっと追っただけで抜け出し、あとは楽勝。完全に馬の力が違ってた。

1ロイヤルブリッジ米田弘一2.15.01人気
2イズミカツリュウ工藤勉5
3トップバル茂呂菊次郎1 1/24
4ケーオーボーイ栗林宏2 1/27
5ファーストランナー(足利)丸山侯彦1/29
6スーパーダグラス水野貴史3
7エアーホースワン金井正幸アタマ8
8クラシックヒーロー久保田政弘6
9コウエイサイレンス齊藤誠2

単 130複 100、180、120枠複 540馬複 580

 ロイヤルブリッジは、これで負けなしの4戦4勝。それぞれ7馬身、5馬身、9馬身、そして今回が4馬身差のいずれも楽勝。
 ちなみに父ニシノエトランゼ、母ブランドルージュ、母父ブレイヴェストローマンという西山血統。西山牧場が規模を縮小したときに売られた馬だろうか。ま、時期的にも血統的にも、この馬がお腹に入ってるときに、母馬が売られたという感じかも? あくまでも想像だけど。

 「外につけろという指示だったんですが、内に入っちゃったから、そのままじっとしてたんですけどね。3コーナーでまわりが動いたときは、行き場がなくなってちょっと慌てたんですがね。4コーナー手前で外に出せたときは勝ったと思いました。折り合いもつくし、ハミをかけるとすぐに反応してくれるので、距離もだいじょうぶです」(米田弘一)
 「次は、皐月賞トライアルに直行。どれを使うかは番組と相談して」(一倉師)


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