しかし、毎年このレースのたびに思ってるような気がするけど、この時期にもう「4歳以上」っていう条件なんだね、このレースは。かと思えば、グランドチャンピオン2000なんか10月末なのに「5歳以上」って条件だし。 ま、たしかヨーロッパでは秋の時点で「3歳以上」っていう短距離の重賞をやってたような気がするから、この時期に4歳以上ってレースをやっててもいいか。何がいいんだかよくわからんが。
去年は不覚にもセントリックにちょっとだけ差されてしまったカガヤキローマン。今回は大外16番枠なだけに、森下博はスタートからムチを入れて、無理矢理という感じで先頭。
「今日は躊躇しないで行った。4コーナーまわったときに余裕があったので、だいじょぶかなと。ゴール前で後ろから来る馬が気になったけど、余裕があったからね」(森下) 人気薄で2着に突っ込んだビッグファイターはいいとして、それよりも次回の注目は3着のナショナルスパイね。中央900万から大井に来て、A3を2戦してともに2桁着順。ところが前走A3以下準重賞のハンデ戦で56キロを背負いながら1着。距離は短いほうがよさそう。
今回はそのほかに注目馬が何頭か。 東京大賞典10着で復活が期待されるキャニオンロマンは、好位追走から直線入口でカガヤキローマンに並びかけ、一騎討ちかと期待させたが、ゴール前は伸びず。今一歩といったデキ。 ヒカリルーファスは先行もできず。中団から、3コーナー手前ではズルズルと遅れる始末。ゴールは完全に歩いたかと思ったら、かなりの鼻出血だったらしい。30日間は出走できないけど、さて、その後復活はできるんでしょうか。 キクノウインは、例によってパドックでは乗らず。本馬場入場直前の騎乗。馬のデキもあまりよく見えず、後方から追い上げて、なんとか5着。全盛時の力に戻れるんでしょうかね。 個人的に気になったてたのがリンドダルタニアン。前走A3以下の準重賞で2着以下を8馬身ぶっちぎってた。が、ここではさすがにスピードが足りず、中団追走のまま見せ場をつくれず6着だった。
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