メンバーがしょぼいとかいう声が聞かれた今回の浦和記念。個人的にはGIIなみのメンバーだったと思うけど…。 去年後続を突き放して大接戦の2頭が、南部杯と東京大賞典の勝ち馬で、そのまま出てきてくれたわけだし。シービーダイコク以外はすべてグレードレースを勝ってるわけで、そのシービーダイコクも一応は船橋の重賞を勝ってるわけだしね。 7頭だてにも不満なし。馬券の売上げとかを考えたら問題ありだけど、浦和あたりの小回りのコースで、頭数合わせに明らかに格下の馬が出てきてレースがまぎれちゃったら、それこそつまらないでしょう。今年の毎日王冠の例を出すまでもなく、少頭数でも実力馬が揃えばレースはおもしろい。 もちろん浦和記念のGIIが、毎日王冠と同じかっていいったら、それはまたぜんぜん違う問題だけれども。
タイキシャーロック(写真→)は出遅れたけれども楽に3番手。スローで逃げたエフテーサッチの後ろに入れて行きたがるのを我慢。 2着に粘ったメイショウアムール。あのスローを2番手でピッタリ楽に追走できたのが大きい。前にいるのは全盛時の調子にないエフテーサッチだから、マイペースで楽に逃げられたようなもの。 キョウトシチーはどうしたんでしょうか。3コーナー手前で前に行ったときは追いどおしで、すでにおつりはナシ。 休み明けのメイショウモトナリは、仕上がり途上であれだけ走れば次走は狙いか。
さて、いちばん問題なのは何もできなかったロバリーハート。
ところで、東京大賞典の中央馬の選出方法が、賞金順だと思っている方がけっこういるようなので、一応参考までに。
1.最近1年間のGI競走優勝馬(3歳時の競走を除く)
となっています。 |