Road to The Dubai World Cup 2000 part2

Nad Al Sheba開催。

　ドバイワールドカップ当日のサポートカードについても、ここを目指している有力馬についてのアナウンスがあった。
　６ハロンのGolden Shaheenには、香港で３着だったBig Jag、アメリカの６ハロンの女王Burbon Bellのほか、Love That Red、Five Star Dayなど。
　芝12ハロンのDubai Sheema Classicには、Royal Anthem、Val's Prince、Indigenious、Single Empire、Roghan Joshなど。
　同時に、当日行われるレースのそれぞれのスポンサーなども発表された。

　かつてはモハメド殿下の主戦でもあったりして、ダービーを３度制した名ジョッキー、ウォルター・スウィンバーンが、体重やアルコール依存の問題を乗り越えて、18カ月ぶりに現役に復帰する考えがあると。

　Abu Dhabi開催。
　サラブレッドのメイン、15頭だての第3レースはTed Durcan騎乗、人気のEmpty Quarterは4着。Erwan Charpy厩舎のMashabが接戦を制した。
　そのTed Durcanは第5レース、Satish Seemar厩舎のDorkhanで、Al Afashに約8馬身の差をつけて勝った。人気のJulian Smart厩舎のSuhaibは5着。
　ピュアアラビアンのメインレースは、断然人気のZefiro De Nulviが順当勝ち。Julian Smart厩舎、Carlos Arias騎手。
　第2レースはRichard Hills騎乗のFaydoが、人気のDeryanを退けて勝った。

　Jebel Ali開催。The Eid meetingという開催で、金のネックレスだとか腕時計だとか携帯電話だとかテレビだとかオーディオシステムだとか電子レンジだとかが、おそらく勝ち馬予想で当たるらしい。
　いよいよレーティングの高い馬たちが出走してくるレースが増えてきた。メインは、Maktoum Challengeに向けての重要な一戦、Jebel Ali Stakes。Kiaran McLaughlin厩舎のKeltoiが驚きの勝利。Keltoiはソヴィエトスター産駒の8歳馬、騎手はEddie Ahern。昨シーズンのMaktoum Challengeのチャンピオンで、もっとも期待されたSpindriftは10頭だての6着だった。期待されたもう1頭、Bill Mather厩舎のGet Away With Itは4着、騎手はPeter Brette。
　Eddie Ahern騎手はこの日ほかにも、同じくKiaran McLaughlin厩舎のFairtonに騎乗して5ハロンの条件戦で、またPaddy Rudkin厩舎Jalaabに騎乗して7ハロンのハンデ戦を勝った。

　年頭に当たってなのかどうか、Saeed bin Suroor調教師のインタビュー記事。ゴドルフィンでの成功は簡単にやってきたものではない・・・（以下省略）、昨年、DaylamiでブリーダーズＣターフを勝って、生涯で最高に幸せな日になったと。

　で、New Millennium最初の開催はNad Al Shebaの、Land Rover Challenge Race Meeting。この日のメインともいえる2つのビッグレースを若きNeil Pollard騎手が制した。
　Al Shindagha Sprintはインディアンリッジ産駒の7歳馬、Paddy Rudkin厩舎のSnow Kidが勝って、今シーズン4勝目。2着はオーストラリア人ジョッキーGreg Hall騎乗のCaballero。
　Neil Pollard騎手のもう1勝は、ERA Purebred Arabian Stakesで騎乗したJulian Smart厩舎の9歳馬Ezil。Willie Supple騎乗のKhoutoubiaとの接戦での勝利だった。
　この日はRichard Hills騎手も2勝。ピュアアラビアンのハンデ戦をHorkideeで、サラブレッドの10ハロン戦をアラジ産駒栗毛の7歳馬Arabianで。いずれもPaddy Rudkin厩舎の所属。