ないと言われると欲しくなる
なにか以前にも同じような話を書いた気もするが(GOPANのとき? 米粉パンは食べたいが、米以外の材料を揃えることや、掃除などが面倒になって使わなくなりそうでやめた)。ともあれ、先週取り上げたWindowsの8インチタブレット、その中でちょっと触れたASUSの「VivoTab Note 8」が本日発売されるらしい。気になるお値段は、49800円で10%のポイント還元、というもの。64GBモデルは350ドルあたりという話だったので(32GBは約300ドル)、10%還元を考えても日本ではまだ高いかな、という価格だ。
もっとも、米ドルでいくらだったかというのは知らないことにして、他の現在売られている8インチWindowsタブレットの値段と比較すれば、ポイント分を差し引いて4万円台中盤なら、というところ。その上、なにより後付けではないペン入力対応。Androidなどで後から買う「指のかわり」のペンとは違い、細かいところを突っつきやすいペンである(恐らく、自分の持っているThinkPad Tablet2と似たようなものだろう)。デスクトップアプリで細かいことをするには是非欲しいもので、そのあたりも考慮すれば今の値段でも十分に買って悪くないように思える。また、まだ詳細がわからない状態で最初に32GBで300ドルという値段を見たときには、無線LANが802.11b/g/nだけだとか、GPSがなかったりとかするのではないか、と思ったのだが、無線LANはしっかり11aにも対応し、GPSもついている。8インチがどうか、という部分は別にして、それ以外のところは特に問題なさそうな印象だ。
さて。だからと言ってすぐには買わないぞ、と思っていたのだが。さて、どんなもんなんだ、と通販サイトを開いてみると。ソフマップは、まあ金曜0時の段階で早々に「限定数終了」であった。一方、ヨドバシのほうは「入荷後16時間以内に発送可能」なのだが、これは「入荷」が既に順番待ちという可能性もある書き方なので、すぐになのかどうなのかは、これだけではちょっとわからない。よっぽど殺到していれば、対応されているようにも思えるが……。なんにしてソフマップ側が速攻で売り切れ、「現在次回納期未定(納期の目安が立っておりません)」となっているのだから、やっぱり8インチで買うならこれ、という人も多かったのは確かなようだ。
ともあれ、こうして「ない」と言われると、「競馬ソフトで8インチはないだろう」とか思っていても、欲しい気がしてくるのだから困りもの。実際のところ、7.7インチのAndroidタブレットを使っていて、たまに「ここはWindowsじゃないとダメかあ」なんて事態にも遭遇していることを考えると、バリバリ使うまでには至らなくても、似たようなものでWindowsに置き換えられるなら、それに越したことはない。メインで使っているもの(ノートでもデスクトップでも)でウインドウを複数開くより、その横に別のWindows機があったほうが便利という場面もあるだけに、やっぱりちょっと欲しくなってきた。まあ、この段階で「どうしても欲しい人」に割って入るのもどうかと思うので、楽天競馬でついたくさん馬券を買ってしまい、ポイントが山ほどあるぞ、というときにでも考えてみたい。そのころには、もう少し安くもなっているだろう。その前に、今これを書いているデスクトップ機のCPUやマザーボードが5年も前のものだったり、ノートPCも5年も6年経っているので、そろそろこっちをなんとかしたい。原稿を書いたり馬券を買ったりする程度なら、デュアルコア以上かつ、SSDさえ乗っていれば、あまり不満はないのだが、単純に「古くなって壊れた」という事態を招いてから動くのではいろいろ不便もありそうだ。